
本記事は2010年代に公開していた自サイト記事の、微調整の上での再掲となる。
『学校であった怖い話』をあまりにも高い精度でオマージュしている本作。
初プレイ時には本当に笑わせてもらったものだ。
タイトルからも一目瞭然だが『学校であった怖い話』のオマージュ。システムだけを借りて、キャラクターやシナリオは完全オリジナルとなっている。
就活の課題のため、七人を集めて七不思議を話してもらうことになった主人公。大学の一室に向かうと、集まっていたのは六人だった。まだ見ぬ七人目を待ちながら、不思議な話が始まっていく……。
語り部たちの話が始まる
このように本家に倣った展開で、キャラクターはスーファミ版のファンには懐かしい実写。ただの実写ではなく荒く加工しており、そして話の途中でセーブができないなど、とにかく雰囲気を同じようにしようという心意気が伝わってくる。
さて本家と唯一違うのはホラーコメディと銘打っていること。オープニングムービーからしてわけがわからないし、理不尽なバッドエンドも多々ある。ゲームオーバーの時の「チーン」という効果音がまた笑えるのだ。
通称「阿波踊り」も本家のように
ホラーコメディというのは具体的に何を意味しているのか? それは実写キャラクターの持つ威力のことなのだ。これでもかとポーズや表情を本家に似せているので、ファンとしてはクスリとせざるをえない。特に細田っぽい人には、何度も笑ってしまう。スタッフたちはノリにノッて撮影をしたのだろう。
そしてラストには殺人クラブならぬ殺人サークルが登場! これまた本家に忠実に似せていて、難易度がかなり高い。私は数十回くらい死んだと思う。それでもって苦労の末に辿り着いた出演者進行のオマケがグダグダで最高。実写ならではの味があるのだ。
いかにも手作りだが、学怖ファンならまさしく必見の一作と言えるだろう。
© エキゾチック占姥
本作は現在もふりーむでダウンロードが可能。
元々は有料頒布だったのだが、その後にフリーゲーム化したのだ。無料公開に舵を切ってくれたことには感謝するほかない。